「育毛剤の使用で髪が増えた」という方も居れば、「育毛剤を使用しているのに変化が見られない！」という方もいらっしゃいます。
なぜ同じような成分が入っている育毛剤を使用してもそのような差が出るのでしょうか？

まず始めにお伝えしておきたい事は、育毛剤の効果の現れというのは、早くて半年、通常で一年と考えて貰いたいのです。
数多くの方が一ヶ月の使用で変化がないからと言ってやめてしまうのです。
確かに育毛剤は高い物ですから、効果が見えなければやめたくなる気持ちも分かりますが、まず一年間はグッと我慢して使用してみて下さい。

ではなぜ個人差が出るのでしょうか？
単純なことからいうと、育毛剤を使用しはじめた時の髪の量やコンディションの違いです。
ゼロ～スタートするのと、ある程度髪がある状態で使用し始めるのとでは効果は違いますし、使用する方の生活環境や習慣にもよります。

例えば、喫煙者と非喫煙者とでは効果が違うのは分かりますよね？
発毛には血行が重要になりますから、いくら育毛剤を使用していても、タバコを吸っていれば当然育毛へも悪影響です。
また使用方法や使用期間などにより効果の現れ方は異なります。

ではなぜ育毛剤の効果が現れるまでに一年間もかかるのか？というと育毛剤はまず頭皮の血行を促進させて、栄養が毛穴に浸透しやすい状態に作っていくのです。
要はベース作りの御手伝いをする物です。
そしてベースが整ってきたら発毛周期が整ってきます。
発毛周期は発毛する時期もあれば、停滞する時期もあります。
これが正常な発毛周期の状態です。

それを知らずに多くの方が停滞期に育毛剤の効果が感じられない、と使用をやめてしまいます。
しかしそこで使用をあきらめたら、今までの努力は無駄となりますし、育毛剤の効果を得ることは出来ないでしょう。

ですから、発毛サイクルには、停滞期が存在するんだということを認識し、根気よく育毛剤の使用を続けてみて下さい。
そうしていると、徐々に髪の毛にコシやハリが出て、抜け毛が減ったことを実感出来るでしょう。